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愛の嵐

第29章 曇天×降雨=星空

大「んじゃ、俺帰るけど・・・」

ニヤニヤして俺を見てくる
何だか弱味握られたみたいでヤダなぁ

大「1人で大丈夫?」

バカにされんなぁ
滅多にない状況を楽しまれてる

松「大丈夫だよ!ガキじゃね~んだ」
大「そ~ぉ?ならいいんだけどぉ」

ププッと口に手を当てながらドアに向かって行く

松「あ~もぉ!」
大「はいはい。分かったよ♪恋が実るように応援してるよ」

あ・・そうか、そうだったんだ
俺を落ち着かせようと・・・

大「面白いもん見れたから満足!じゃあね」
松「あ~、そう。じゃあね」

楽しんでたのも本心なのね
はぁ、色々疲れた
テーブルに突っ伏して溜め息をついてしまう

松「今からが本番なのに大丈夫か、俺」

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