
愛の嵐
第29章 曇天×降雨=星空
《二宮時間》
俺達以外には二組のカップルと数人の人達しかいない
子供のいる時間じゃないからな
二「松潤はなんでここに連れて来たんだろ」
疑問は残るものの
正直プラネタリウムは好きだ
それに松潤と二人だなんて嬉しい
なのに可愛くない態度しか出来ない
二「嫌われたかな?」
沈みそうな気持ちで松潤の帰りを待っていたら
男「君一人?」
二「え?い、いや」
男「可愛いね♪一緒に見ようよ」
強引に隣に座ってくる
俺の手を取り厭らしく触ってきた
更に太腿を撫でられる
気持ち悪い!
二「ちょっ、離せっ」
男「暗くなるし人も少ないから大丈夫だよ」
二「嫌だってば!」
立ち上がって逃げようとしていたら
松「人の連れに何してんだよ!」
力強く俺を胸に引き寄せ男から引き離す
ふと見上げると鬼のような形相の松潤
男「なんだよ、男連れかよ。チッ」
面白くなさそうに男は席を離れて行く
ホッと胸を撫で下ろしていたら
松「大丈夫か?」
二「うん、大丈夫。気持ち悪かったけど」
松「ごめんな、俺が独りにしちゃったから」
松潤が悪いんじゃないのに
さっきのって俺の為に怒ってくれたんだよな
二「違うよ、俺が油断してたからだって」
松「そうかもしれないけどさぁ。俺がいたら触られる事もなかったんだし」
何だか嬉しいな
悔しそうにしてる姿に俺の頑なな心が溶かされていく
二「ありがとう」
松「いや、俺何もしてないし」
二「ちゃんと助けてくれたよ!」
松「そうかな?まぁ、ニノがそう言ってくれるなら・・どういたしまして」
顔を見合わせて微笑み合う
やっぱり傍にいて欲しい人なんだと再確認した
松「それより、これ」
手に持っていた袋を手渡される
俺達以外には二組のカップルと数人の人達しかいない
子供のいる時間じゃないからな
二「松潤はなんでここに連れて来たんだろ」
疑問は残るものの
正直プラネタリウムは好きだ
それに松潤と二人だなんて嬉しい
なのに可愛くない態度しか出来ない
二「嫌われたかな?」
沈みそうな気持ちで松潤の帰りを待っていたら
男「君一人?」
二「え?い、いや」
男「可愛いね♪一緒に見ようよ」
強引に隣に座ってくる
俺の手を取り厭らしく触ってきた
更に太腿を撫でられる
気持ち悪い!
二「ちょっ、離せっ」
男「暗くなるし人も少ないから大丈夫だよ」
二「嫌だってば!」
立ち上がって逃げようとしていたら
松「人の連れに何してんだよ!」
力強く俺を胸に引き寄せ男から引き離す
ふと見上げると鬼のような形相の松潤
男「なんだよ、男連れかよ。チッ」
面白くなさそうに男は席を離れて行く
ホッと胸を撫で下ろしていたら
松「大丈夫か?」
二「うん、大丈夫。気持ち悪かったけど」
松「ごめんな、俺が独りにしちゃったから」
松潤が悪いんじゃないのに
さっきのって俺の為に怒ってくれたんだよな
二「違うよ、俺が油断してたからだって」
松「そうかもしれないけどさぁ。俺がいたら触られる事もなかったんだし」
何だか嬉しいな
悔しそうにしてる姿に俺の頑なな心が溶かされていく
二「ありがとう」
松「いや、俺何もしてないし」
二「ちゃんと助けてくれたよ!」
松「そうかな?まぁ、ニノがそう言ってくれるなら・・どういたしまして」
顔を見合わせて微笑み合う
やっぱり傍にいて欲しい人なんだと再確認した
松「それより、これ」
手に持っていた袋を手渡される
