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愛の嵐

第31章 過去×未来=今

思い違い・・・じゃなかったのか
ガバッと抱き付かれても呆然としていた
夢を見ているのか?
俺はまだ夢を・・・

櫻「おい、相葉!」
相「え?あ、はい?」
櫻「お前達知り合いだったのか?」
大「幼なじみです♪」

周りがザワつくのも気にせずあっけらかんと答えている

大「なっ♪」
相「あ、う・うん」

クラッとした
なんて笑顔をするんだ
俺の知ってる格好いい顔じゃなかった
可愛くてつい顔を逸らしてしまう

櫻「そうか、なら案内ついでに時間やるから話してこい!」
相「はぁ?」
櫻「そんなんじゃお互い落ち着かねーだろ」

抱き付かれたままの状態を指差される
慌てて離れなくても・・大野さ・・智
いたたまれなくなって

相「とりあえず行ってきます」
櫻「宜しく~♪午前中は暇だからのんびりしてこい!」
大「ありがとうございます!」

会釈をして俺の後ろを歩き出した
胸ぐらを押さえてシャツと中の物を掴んだ
誰だ?!俺の知ってる智じゃない

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