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愛の嵐

第33章 心の関×心の緒=心の春

雅「まぁ、なんだ。恋人になったよな」
和「えっ、あっ、そっ、そんな」
雅「いや?」
和「そうじゃなくて、俺でいいの?」

今度は翔と潤が笑い出した

翔「あれだけゴリ押ししてたのに」
潤「今更確認するとか、どんだけ可愛いんだよ」
和「だってぇ~!」

ほんと今更!
笑うしかないな
可愛い恋人じゃないのよ

雅「俺の初エッチはあげられなかったけど、これから先の初めてはお前にやるよ。それじゃダメか?」
和「ダメ・・じゃない!・・・嬉しい♡」
潤「愛の告白タ~イム!」
翔「雅紀ってば熱烈だなぁ♪」

っるせ~よ!ほっとけ!

雅「外野は黙ってなさい!」
潤・翔「は~い♪」
雅「男とか、家族とか、兄弟とか、色々問題はある」
和「うん、分かってる」
雅「それでも俺の恋人になってくれる?」

目を潤ませて俺を見つめる
どんどん溢れる涙が流れ始めた

和「はいっ!宜しくお願いします」
雅「こちらこそ、宜しくお願いします」

和を引き寄せて抱き締めた
これで晴れて恋人になった

潤「おめでと~」
翔「良かったね、和」

なんだか締まらない
でも、なんだか嬉しく思える
そんな感じも悪くない

雅「和也の初めては俺が頂きました」

そんな幸せの形もあるもんだな


end

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