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愛の嵐

第36章 夕霞×憂喜=柔婉

昨晩は相葉さんと二人で呑んだ
久しぶりだったから昔話に花が咲いて
かなり呑んだと思う
酔った勢いに任せて
まぁなんとなくそんな雰囲気になって

相「ごめんね」

微かに聞こえた相葉さんの言葉が胸に突き刺さる
そりゃそうか
男とヤルなんて気持ち悪いよな
気まずいに決まってるか

ニ「忘れて下さい」

自分を好きじゃない男に抱かれるのって結構堪える
処理って思えたらいいんだろうけど
俺の心がそれを拒否してる

ニ「あったまいて~し」
松「二日酔いだって~?」
ニ「静かにしてもらえると嬉しいです」
松「あ~悪りぃ」

チラッと相葉さんを見れば
椅子をズラッと並べて横になってる
無かった事に出来たら楽なのになぁ

大「はぁ、何やってんだよ。二日酔いとか大人だろ~?」

貴方に言われると地の底まで凹みそうです
誰か助けて~
なんて自業自得だから言えないか

相葉さんはどう思ってんだろ
酔ってたとは言え
好きでもない男を抱けるもんかねぇ
だからって俺を好きだったとしても
どうしていいか分かんないだけどね

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