
愛の嵐
第36章 夕霞×憂喜=柔婉
相「あのさ・・」
ニ「な、なんですか?」
警戒されてんな
仕方ないんだけど・・・ショックだ
相「難しいかもしれないけどさ忘れなよ。好きでもない奴と寝たなんてニノは最悪だろ?」
ニ「な・・んだよ、それ!」
相「俺は・・・忘れないけど」
ニ「はぁ?言ってる意味が分からないし!」
喧嘩ごしなニノが怖い
これ以上嫌われたくないのに
それすらも無理なのかなぁ
ニ「何なんだよ!後悔してないとか、忘れないとか!俺の気持ちは無視かよっ!」
胸倉を掴まれて壁に押し付けられる
そのせいで背中と後頭部を打ち付けてしまう
その痛みよりもニノの悲痛な顔に胸が痛くなった
相「そうだね、ごめん」
ニ「謝るなよ!これ以上・・・苦しめないで」
胸倉を掴んだまま顔を埋めていた
抱き締めたい、抱き締めて宥めてあげたいのに
ギュッと拳を握り締めた
掠れて震える声が俺の胸を打つ
ニ「忘れられないっ、忘れたくないっ!」
相「ニノが辛いだけだよ」
ニ「辛いよっ!でも・・好きだから辛いんだ!」
はっ?
えっ?
なに?
・・・・はあ~~?
相「好きって・・・俺を?ニノが?」
顔を埋めたまま小さく頷いた
俺の思考は完全停止した
まさか両思いだなんてそんな・・・
ニ「な、なんですか?」
警戒されてんな
仕方ないんだけど・・・ショックだ
相「難しいかもしれないけどさ忘れなよ。好きでもない奴と寝たなんてニノは最悪だろ?」
ニ「な・・んだよ、それ!」
相「俺は・・・忘れないけど」
ニ「はぁ?言ってる意味が分からないし!」
喧嘩ごしなニノが怖い
これ以上嫌われたくないのに
それすらも無理なのかなぁ
ニ「何なんだよ!後悔してないとか、忘れないとか!俺の気持ちは無視かよっ!」
胸倉を掴まれて壁に押し付けられる
そのせいで背中と後頭部を打ち付けてしまう
その痛みよりもニノの悲痛な顔に胸が痛くなった
相「そうだね、ごめん」
ニ「謝るなよ!これ以上・・・苦しめないで」
胸倉を掴んだまま顔を埋めていた
抱き締めたい、抱き締めて宥めてあげたいのに
ギュッと拳を握り締めた
掠れて震える声が俺の胸を打つ
ニ「忘れられないっ、忘れたくないっ!」
相「ニノが辛いだけだよ」
ニ「辛いよっ!でも・・好きだから辛いんだ!」
はっ?
えっ?
なに?
・・・・はあ~~?
相「好きって・・・俺を?ニノが?」
顔を埋めたまま小さく頷いた
俺の思考は完全停止した
まさか両思いだなんてそんな・・・
