無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ニ「これってさ、付き合うって事でいいのかな？」
相「え？違うの？そのつもりだったてか、付き合う以外に何があるの？」
ニ「あ～、ないね・・・でもさぁ」

なんかあるでしょ
付き合う時の言葉とかさぁ
なんか女々しくないか、俺

相「あぁ、そうだったね」

コツンと額がぶつかって視線が重なる

相「俺はニノ・・和也が好きです！俺と付き合ってください」

相葉さんの瞳が俺だけを写していた
そのまま吸い込まれそうになる

ニ「はい！宜しくお願いします」
相「一緒に幸せになろ～ね♡」
ニ「当たり前だろ！」

首に手を回し俺からキスをした

ニ「俺が幸せにしてやるよ・・雅紀♪」

みるみる真っ赤になっていく
それが可愛くて可笑しいから抱き締めた

相「あ～もぅ！和に美味しいとこ全部持ってかれた～！」
ニ「和かぁ、いいね♪じゃあ、俺は雅紀って呼ぼ～っと」
相「あ・・ちょっと嬉しいかも」
ニ「ちょっとだけなの？」
相「意地悪言うなよ！めちゃくちゃ嬉しいです！」
ニ「よしよし♪俺も嬉しいよ♡」

ズルズルと力が抜けたように床に膝をつく
這いつくばった雅紀に笑いがこみ上げる

相「俺・・和に幸せにしてもらう」
ニ「おう！任しとけ♪」

床に座って雅紀と向き合った
不意に左手を掴まれ口元に運ばれた
薬指の付け根にチュッとキスされて

相「約束したからね♡」

顔が熱くなっていくのを止められない
結局最後に全部持って行ったのは雅紀だった
それは嬉しい反則技だよ
雅紀には勝てないなと改めて感じた