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愛の嵐

第37章 旗幟×自誓=帰趨

あれから一年

なんとなくボンヤリ考えてた付き合いは
松兄の男前っぷりに俺がハマった
優しく甘やかしてくれて
松兄の元カノにヤキモチ妬いた事もあった

大「あ~、早く会いたいなぁ♪」

半年前に捧げた処女?
今となっては互いの想いを確認できる行為だ
抱き締めてくれる逞しい腕にキュンとしてる

大「大好きだよ~♡」

車の中で叫んでしまう
こんなにも好きになるなんて思ってもなかった
皆が集まるまえに松兄に甘えたいんだぁ
アクセルを踏み込んで車を走らせた

~♪~♪~♪

大「はい~?」
松岡『どんくらいで着く?』
大「後30分くらいだよ♪」
松岡『そか、分かった。気をつけてこいよ!』
大「うん、ありがと♪大好きだよ~」
松岡『俺も好きだよ!早く会いたいけど事故んな』
大「は~い!待っててね♪」

会いたいと思ってもらえる
それだけで胸が暖かくなってくる
なんとなく好きになって
なんとなく付き合ってきた
そんな俺を変えたのは松兄だ

大「真剣交際でっす♪」

二年目に入る今日を感謝する
お祝いしたくて準備した物に目を向けて微笑む
自分の女子っぶりには苦笑いしてしまった

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