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愛の嵐

第38章 疑弐×倒影=信証

櫻「なぁ、好きだからヤッたんだよな?」
大「まだ言う?そうじゃなきゃしないっしょ!」
櫻「好きだったら何してもいいんだよな?」
大「まぁ、そうなるな。まだしたいとか♪」

ニヤニヤして俺を見てる
あぁ、好きだよ
俺もお前が好きだ

櫻「したいな。今度は俺がお前を抱く」
大「えっ?・・・マジ?!」
櫻「好きなら何してもいいんだろ?」
大「言ったけど、えっ?ちょっ、嘘だろ?」
櫻「嘘じゃないって言ったら?」

ジリジリと詰め寄る
壁まで追い詰めてジィと見つめれば
智は焦っているのか目を泳がせて挙動不審になった
チュッとキスをしたらビクッと跳ねた

櫻「今日は無理だから、今度ね♪」
大「今度・・今度っていつだよ!」
櫻「さぁね~♪俺の気分次第かな」
大「え~!」

慌ててる
本気でヤル気はないんだけど
狡いお前に少しくらい仕返ししてもいいだろ?
だからまだ嘘だとは教えてやらない

櫻「智、好きだよ」
大「お、俺も好きだよ!でも、でもさぁ」

ちょっと情けない顔も悪くない
シャツを着ながら頭を抱える智を見ていた
今度は俺に追いかけられてよ
俺の狡さも知って欲しいから

櫻「覚悟しなよ♪」
大「ねぉ、覚悟って何の覚悟なの~?!」
櫻「さぁねぇ」


end


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