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愛の嵐

第39章 双魚×爪痕=寵人

《櫻井時間》

相「なんでこうなんのぉ~?!」

上半身裸の相葉くんが叫んでいる
だってさ、あの2人が
『3人で話し合いなよ』
『それがいいね!』
て言われたから俺んち来た訳よ

二「だってさ、相葉さんにどっちがいいか決めて欲しいんだもん」
相「だからって何でベッドの上で裸にされなきゃいけないの?」
櫻「それは考えられないなら、身体に聞くのが一番かなって思って」
相「今更だけどさ」
二「ん?なに?」
相「こ~ゆ~意味で俺が好きって事なの?」

ほんと今更過ぎでしょ!
俺とニノは頭を抱えてしまった
天然だとは分かってたけど、まさかここまでとは
俺の好きな子はアホの子でしたよ!

櫻「ずっとそう言ってるだろ!」
ニ「そうだよ!恋愛対象なの。分かった?」
相「あ~、う~ん。そうなんだね」

え~!今頃赤くなってるよ!
本気で分かってなかったのね

櫻「んじゃ、どっちがいいか」
二「身体に聞こうか♪」
相「え~~!別の人って選択肢はないの?」
櫻・二「「ない!」」
相「えっ、あっ。は、はぃ」

強く言われて大人しくなってしまった
他に選択肢を与えてしまうと逃げられるから
だから俺ら以外は許さないよ!
俺とニノは結託した
本当はどっちかじゃなくて
どっちも好きになって俺ら2人と付き合ってもらう
そしたら奪い合わなくていいからね♪

櫻「さぁ、始めようか」

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