テキストサイズ

愛の嵐

第40章 四海×繁華=僥倖

二「あの~、お邪魔なのを承知で言うけどさぁ」
松「人目につくとマズいんじゃないか?」
櫻「あ~、そうだね」
相「じゃあ、帰ろっか」

隣に翔ちゃんがいると安心する
ニノも仲直りしたのか手を繋いで先を歩いていた
未だに謝る松潤の背中がちょっと面白い
松潤の立場は少し低くなったのかもね

相「ねぇ、マンネリ気味だった?」
櫻「えっ?!いや、そうじゃないよ!」
相「だったら何で?」
櫻「雅紀とニノが女装で絡むのが見たかったんだ」
相「それだけ?ほんとに?」
櫻「マジでそれだけだよ!」

必死な顔で言ってるから今回だけは許そかな
でも、もう少し意地悪したい気もするなぁ

相「ニノに鼻の下伸ばした事忘れないからねぇ」
櫻「いや、あれは、その・・・ごめん」
相「ニノの方が可愛かった?」
櫻「違うって!雅紀の方が綺麗だったよ!」

俺が一番だって言って欲しかったんだ
内心ガッツポーズしてしまう

櫻「もう許してよぉ」
相「どうしよっかなぁ」
櫻「まさき~!」

俺の立場が少し上がったかもしれない
ニヤリと笑うニノと目が合った
そっちも同じなんだな♪
暫くはこの立場も悪くないかもね
そう思いながら謝る翔ちゃんの頭を撫でて許してあげた

相「今回だけだよ?」
櫻「ありがと~!」

翔ちゃんが見せる満面の笑みに
やっぱり俺はその笑顔に弱いなぁと思った


end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ