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愛の嵐

第40章 四海×繁華=僥倖

《相葉時間》

松潤の頭をニノが撫でている
その姿を横目に見て、近づいて来る翔ちゃんに向き直る

相「忘れてたら別れてたよ」
櫻「そうだね、そういう約束だったからね」
相「何年も前なのに覚えててくれて、ありがとう」

差し出された花束を受け取った
付き合いたての頃交わした約束
スーツでキメた翔ちゃんは格好いいなぁ

櫻「怒ってる?」
相「怒ってる!でも、二度としないって約束してくれたら許す」
櫻「しない!しないから!」
相「もう仕事以外で俺以外にキスするのも無しね!」
櫻「分かった、約束する。俺もヤキモキ妬いたし」

花束ごと抱き締められる
やっぱり翔ちゃんじゃないと嫌だ
俺に弱い翔ちゃんを独り占めするのは幸せだよ

櫻「一緒に帰ってくれる?」
相「ん~~♪」
櫻「雅紀?」
相「幸せを実感中♡」
櫻「そっか、ならもう少しこのままいようか」

チュッと頬にキスされて胸が温かくなる
別れるなんて考えてないよ
だって翔ちゃんなら覚えてるって信じてたから
これは内緒だから言わないけどね

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