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月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

「気に入ったというか‥興味はあるかな?月の写真も沢山あったし」


素直な気持ちを伝えると、流星は私の手から本を取り上げて



「じゃぁ、これに決めよう」


「へ?」



そのままスタスタとレジをと向かって歩き始めた。



「その本買うの?自分が選んだ本買えばいいじゃん」


「この本が欲しいから買うんだよ?」




目線だけ私に向けてそう言うと、満足そうにレジに持って行って本をお買い上げ。



夏目漱石やらそういう手の本をてっきり買うのかと思ったら予想外。


流星が買った本は



【月と星と神話物語】



しかも、私チョイス。









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