
月の綺麗な夜に
第5章 偶然の再会
でも。
「私、この暑さ嫌いじゃないんだー」
帰り道。
太陽の光が眩しくて手を翳し目を細める。
「晴れてると、それだけ月が綺麗に見えるから。
だから暑いの嫌いだけど嫌いじゃないんだ」
曇ってると月が見えないし。
雨だとそれ以前の問題。
カン照りだと暑くて嫌んなるけど、でもその分夜の幸せがあるから我慢出来る。
歩きながら空を眺めてると隣りから思いがけない言葉が飛んで来た。
「それ、俺も一緒。」
――――え?
「それ、俺も全く一緒。
晴れてると
“あー、夜星が綺麗に見えるな”
そう思うと昼間の暑さも我慢出来るんだ」
「私、この暑さ嫌いじゃないんだー」
帰り道。
太陽の光が眩しくて手を翳し目を細める。
「晴れてると、それだけ月が綺麗に見えるから。
だから暑いの嫌いだけど嫌いじゃないんだ」
曇ってると月が見えないし。
雨だとそれ以前の問題。
カン照りだと暑くて嫌んなるけど、でもその分夜の幸せがあるから我慢出来る。
歩きながら空を眺めてると隣りから思いがけない言葉が飛んで来た。
「それ、俺も一緒。」
――――え?
「それ、俺も全く一緒。
晴れてると
“あー、夜星が綺麗に見えるな”
そう思うと昼間の暑さも我慢出来るんだ」
