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月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

「何でニヤニヤしてんの?」


私の緩み顔に気付いたのか、今度は流星が私の顔を覗き込む。



「べ、別に?」



思わずバッチリ合ってる目を反らす。



価値観が同じ人と出逢えた事に凄く喜んでるんだよッ♪



なんて恥ずかしい事口が裂けても言えるか。
コノヤロウ。



私の反応に



「ふ~ん?」



面白く無さそうな反応の流星。



「な、何よ?」


「1人でニヤニヤしちゃって。

雫月ちゃんのスケベ。」


「はっ!?!?」



何でスケベ?!



「痛っっ!!!」


「ふんっ。」



ムカついたから流星の足を思いっきり踏みつけてやった。


スッキリ。









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