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月の綺麗な夜に

第2章 ブルームーンの夜に

慶介は2ヶ月くらい前まで付き合ってた彼氏。



出逢いはナンパ。


2つ年上の長身で茶髪で見た目、犬系男子だった慶介。


雰囲気イケメンとでも言うんだろうか。

見た目もそこそこイケメン部類だったけど雰囲気がとにかくイケメンで。


普段はナンパなんて無視なんだけど、雰囲気に惹かれて話して意気投合。


そのまま付き合う形になって半年続いた頃、彼の部屋に遊びに行ったら知らない女とヤッてたというね。



慶介はこともあろうか私の事を




「親戚の子」




て言って自分の下で裸で寝てる女に私を説明したというね。



当然、慶介とは終了。



だからそんな奴がわざわざ【流星】になりすますワケがない。








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