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月の綺麗な夜に

第2章 ブルームーンの夜に

―――――ふぅ‥。



柚と駅で別れて、自宅に帰った私は雪崩込むようにベッドへダイブ。



そのままクルンと仰向けになって服のポケットから携帯を取り出しLINEアプリを開く。



視界に飛び込んでくるのは何故か【流星】の名前。



私があの日、“おやすみ”の後に送った言葉はしっかりと全て「既読」が付いてる状態。




俺、読んだけど、何か?




と言わんばかりの存在感を示す「既読」の文字。





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