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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

「ほらね?俺の言った通り来たじゃん」



そう言って得意気に笑うインテリ系男子の流星。



い、いやいや。

ちょっと待て。

ずっと私の事さり気なく知ってる感じでたまに言葉を投げてくるけどさ




「あ、あのー‥逢った事ありますっけ?」




全く私は無いんですけども?

あなたの事なんて逢った記憶全くもって無いんですけども?





「月、綺麗だね」




はい?











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