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月の綺麗な夜に

第4章 満月と月と星

でも。


今まで月を眺めても星は全く分からないから興味がなかったんだけど、自分で見つけられた“はくちょう座”。


それが何だか嬉しくて流星の笑いをそっちのけで星を眺める。


何気なく見てる星もこうして点と点を結び付けて形にしてくと不思議。

いつもと同じ星空も全く違う星空になる。



思わずニンマリとした笑顔で空を見上げてると後ろから




「雫月ちゃん、月と星見て何か思わない?」



って声がして後ろを振り向くと、流星はブランコに座ったまま私にニコリと微笑む。





え‥?


月と‥星‥・?









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