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月の綺麗な夜に

第4章 満月と月と星

流星の言葉で月と月の近くで1番強く光を放つ星とを視線を何往復もさせながら考える。



月と星‥・




「さっぱり分からないんだけど‥何か見える?」



大きい月にキラキラ星。

何度見てもそれにしか見えないし、残念ながら私には一休さん的なとんちはないよ?



流星に視線を戻して首を傾げると



「月と星。俺の名前には【星】

雫月ちゃんの名前には【月】


だから、あの月は雫月ちゃんでその隣りの星が俺.


みたいじゃない?」




流星はそう言って、月付近で1番輝く星を自分に例えて指を差しながらフフッと笑った。







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