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月の綺麗な夜に

第4章 満月と月と星

流星に言われてはっとする。


そうか。


そう言えば流星には【星】が入ってるもんね。

最初の頃にもそんな事言ってたな。確か。




‥‥で




「何で、あの滅茶苦茶キラキラしてる星が流星なの?」



思わず疑問。



月の周りにはたっっくさんの星が輝いてる中、何で敢えての1番その中でも輝いてる星が何で自分?



何度見ても、眼鏡の少し長めの髪をセンター分けでぴったりさせた髪型。

月灯りで照らされてる顔を見る限りはとびきりイケメンって風ではないけど、ちょっぴりイケメン風。


でも、これも薄明りだからそう見えるだけなのかもしれないし、月の力なのかもしれないし。


時折見せる眼差しにドキッとしちゃったけどさ?



何で、自分をあの星に例えた?

図々しいか?この野郎。








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