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占いの館【YES∞NO】

第2章 彼氏の相談

目が泳ぐ…



やっぱり…二股…か…



「な・何だよそれ…香澄…お前だけだって。1番、香澄が好きだよ!!!記念日忘れたのは謝るから」


『私の友達に…ショートヘアの可愛い子がいるんだけど。
その娘、最近…彼氏出来たんだって』



「あ……へー…
絢(アヤ)ちゃん、可愛いもんな…」



『絢ちゃんを…行雄を紹介した覚えないんだけど…』


「!!!え?え?」



確定……



自分が情けなくなってきた…


こんな男のどこが良かったのか…




「えっ香澄?違うって、聞いてくれよ!!!」



《ど〜せ、合コンで知り合って!酔った勢いでお持ち帰りして、そのままホテル直行!
そまま付き合った〜的な》


「う……」


〔ゲロゲロ、図星だよ〜〕


『最低、私には合コン行くなとか言っといて!!!自分は合コン行ってたんだ!!!』


「…違っ…」


何だか…無償に腹が立った!!!



『で、どうやってお仕置きするの?』


「は?お仕置きって何だよ!!!」


〔二股男には…二度と女に走らないようにするのがいいかなぁ〜って…〕



すると…

アダムは…行雄の背中に抱き着き、首に腕を回した




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