テキストサイズ

占いの館【YES∞NO】

第6章 失踪の代償


「…でも、探す?」



アダムの言葉に…少し…


止まってしまった




「え…意味が…わからないのだが…」




アダムがイブの手に手を重ね、再び水晶に翳す…




『……全てを持ち去って消えた…恋人…


探して…ど〜するの?』





なっ……イブ!!!なんて?


今ので…見えたのか?





数時間前の…俺の…部屋…





「な……だって…」


「聞いて…ど〜するの?
二人で貯めたお金まで持ち出した恋人だよ?」




アダムまで…!!!



俺は…少し怖かったが…




この二人は本物だと…確信した!!!




ストーリーメニュー

TOPTOPへ