占いの館【YES∞NO】
第8章 辛口チョコレート
矢印を素直に進む…
風が冷たく感じていたが…
木々に囲まれているせいか…不思議と風を感じなかった
「…この公園…こんなに深かったか?」
道は狭く…先が見えないが…俺は進んだ…
すると…開けた場所に出た!!!
目の前には…いかにもドラキュラがすんでそうな館が現れた
「…な…なんだよ…マジか…」
圧倒的な雰囲気に…俺はゴクリと唾をのんだ…
館の入口には…ご丁寧に
“占いの館YES∞NO”
と看板があった…
館の風貌に圧倒されたが…占いの館だと思うと…
緊張が少し和らいだ…
俺は、重たそうな扉を開けて中に入った…