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占いの館【YES∞NO】

第2章 彼氏の相談



行雄が…二股って…


少しパニックになった!


《…最近、思い当たる所があるのでは?》



『………』


言われて見れば…


ケータイのロックをしないタイプだったのに…ここ半年…ロックをするようになった


電話しても…留守電が多い…


……女の影を疑ったが…


『まさか…友達に相談したけど…浮気じゃないって…』



〔浮気…じゃないね…〕


アダムがケタケタ笑っている


『笑わないで!違うってアドバイスくれただけじゃない!』



私はムキになって水晶に置いていた手が球体をグッとつかんでいた



《香澄さん…落ち着いて?友達のアドバイスなんて…当てになりませんよ?

だって…彼氏の浮気相手…その友達ですよ?》



『……え……』



それこそ…寝耳に水…いや…寝耳にゲリラ豪雨




《見てくだい…水晶にハッキリと、彼氏さんが友達と…》


私は…水晶を覗き込んだ!!!



確かに……


そこにはベッドで絡み合う二人が映っていた…




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