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赤い糸

第6章 突然








「はい。」
荘太がイカ焼きを口の前に差し出す。
パクッ…
何の迷いもなく噛み付く。
「おいし〜ぃ♡」
あぁ、わかった。
こうやって荘太といるのが自然なんだ。
だから、素の私でいられるんだ。
へんなの。
何ヶ月か前までお互い知りもしなかったのに。
まるでずっと前から一緒にいるみたいだ。
不思議だなぁ。
この感覚は何なんだろう?









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