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赤い糸

第6章 突然








ヒュー…
ドーン…

「あっ、花火始まった♪
向こう行こ?」
そう言って荘太の腕を掴む。
あっ、なんかちょっと大人になった気分。
腕を組んで歩く。
大好き♡
そう心の中で呟いてぎゅっと袖を掴む。


花火が綺麗…
来年はこうして一緒に花火見れるかな?
一緒にいれるのかな?
鼻の奥がツンとして、涙が出そうになるのを堪えた。







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