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赤い糸

第7章 出発







言葉にしたら、さらに悲しくなる。
「時計止めてよ。
行かないで…」
無理だって分かってる…
でも、止まらない。
荘太が好き。
離れたくない。
そばにいてほしい。
ただ、それだけ。
自分中心の考え…
あきれちゃったかな?
でもね?
本当に、世界中の時計止めてきてほしい。
明日なんかいらない。
心の底から思う。







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