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赤い糸

第7章 出発









電車の時間が近づく。
「荘太?
そろそろ行かなきゃ…
電車来ちゃうよ?」


「うん…」
返事をした荘太の手が離れる。
私の目に涙が溜まる。
ダメだ…

にこっ
「荘太?
いってらっしゃい。」







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