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赤い糸

第2章 戸惑い







イルミネーションの後、ショッピングセンターに行った。
久しぶりにプリクラを撮った。
本当、何ヶ月ぶりだろうか?



「ご飯食べようか?」
拓人が言ったので、ご飯を食べる事にした。
今だに一緒に食べるご飯は緊張してあまり食べられない。
いつになったら、慣れるのだろうか?
「あっ、そうだ。
これ…」
拓人が小さな袋を差し出した。
「ん?何?」
袋を受け取って尋ねる。
「クリスマスプレゼント。
買いに行く暇なくて、さっき皐月がトイレに行ってる時買ってきた」

中には、可愛いストラップが入っていた。
「わぁ、ありがとう。」
私は満面の笑みで拓人にお礼を言った。






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