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赤い糸

第4章 悲しい時間








しばらくして拓人が真剣な顔で「皐月?」と呼ぶ。
まずい…
そう思った私は「トイレ!!」と言って立ち上がった。
キスはしたくない。
荘太を悲しませたくない。
わかってしまったんだもん。
私の大切な人___
傷付けたくない人___
もう、泣いてる姿は見たくない。
優しい笑顔でいつも笑ってて欲しい。



その後私は体調が悪くなったと伝えて家に帰った。







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