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生きたいです

第3章  球技大会


 「……うん」

 私はお風呂に向かった。

 ここの風呂はでかい。

 一人じゃ大きすぎる。

 服を脱いで風呂に入る。

 体を洗って髪を洗う。

 そして、風呂に浸かる。

 暖かい。

 さっき寛也のときに感じた暖かさ。

 強く抱きしめられた感触が残ってる。

 
 そんなことを思いながら風呂に浸かっていると─。


 「ガラ─」

 

  お風呂のドアが開いた。

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