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生きたいです

第3章  球技大会


 「あれ? 優香いたんだ」

 タオルを巻いた辰樹が風呂の中に入って来た。


 「いたんだ? じゃない!
  出てってよ!」

 私は慌てて首くらいまでお湯に浸かった。

 「いいじゃん! 裸なんていつも見てるし。それに俺汗だくだし!」

 そういいながら体を洗い始める。

 「汗だくってなんで?」

 辰樹は部活もしてないし、今日は職場見学ってもどうせサボったんだろうし。

 

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