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小さな男の子だって恋はするんです

第3章 夏の誘惑

チッ……………チッ………チッ………








部屋の中では静かに時計の音だけが響く。






何分もこの状態だ。





俺が上から見つめているだけ。







かなも俺のことをみてくれている。



そのうるうるした瞳で俺をみないでくれ…………




もう……止まんなくなる………






俺はかなの唇にそっとキスをした。

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