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小さな男の子だって恋はするんです

第6章 約束

そんなこんなで喧嘩をしているうちに夜ご飯の時間になった。









かなが来てからうちの食卓は一層賑やかになった。

とくに母さんと父さんが…………







父「いやぁーかなちゃんほんとかわいい!!
おじさんはこんな綺麗なひとになるとおもんなかったよ〜」



佳「やだー笑
おじさん酔いすぎw
ほら!!はるかねえちゃんがこわいよ!!」




父「あいつはいーんだ!!
俺にベタ惚れだからなっ」



母「ちょっと!!いい加減にしなさいよ〜
こっちが黙ってるとおもったら〜!!」





父「ひいいいいいい
かなちゃん助けて!!」



佳「ふふっ。
おじさん自業自得よ♪」





みんな「アハハハハ……」






ちぇっ。なんだよ親父のやつ。





俺の方がかなのことかわいいって思ってるし。






てか前から思ったけどこの席なんだよ!!




向かい側には、母さん、佳奈、父さんで、



こっち側には心、俺、ねーちゃん。




隣だったら俺が独り占めすんのに。






こんなことかんがえるのもアホらしくなってきた。






『ごっそさん』




母「え!?もう??」



『おう』







俺はそそくさと部屋にはいってった。

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