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熱血指導、実行中

第2章 弱み、握られた…



信二「お前が考えてるほどプロの世界は
甘くない」

直人「そんなのわかってるよ!!だけど
俺は」

信二「表舞台に立った事もない奴が偉そ
うな事言うな」

直人「うっ…」

信二「納得出来ないと思うけど今は我慢
しろ、舞台に立つ為だ」

直人「…わかった」

信二「いい子だ、聞き分けのいい奴は嫌
いじゃない」

直人「…」

信二「明日、頑張れよ」

直人「はいっ」


夢の叶える為
有名な俳優になって
憧れの江川いつきと共演する為
直人は初めて自分のこの見た目を利用し
翌日
オーディションを受けた

その結果は…


直人「合格…合格だ!!」


小さな役
台詞もほとんどない役
だけど生まれて初めて決まった役
まだ小さな一歩だったが確実に夢に一歩
近づく事が出来た
その事が直人にはすごく
嬉しかった


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