熱血指導、実行中
第2章 弱み、握られた…
直人「ありがとうございました」
信二「何だよ、いきなり」
直人「梅田さんのおかげでオーディショ
ン、受かりました」
信二「喜ぶのはまだ早いだろう?大事な
のはこれから、これからどう活躍するか
それが大事だ」
直人「はい、夢の為に頑張ります」
信二「夢、夢ってやっぱり有名な俳優に
なる事か?」
直人「はいっ!!有名になっていつかは
いつきさんとドラマで共演するのが俺の
夢なんです」
信二「いつきの事が好きなんだ」
直人「別に好きじゃ…」
信二「いつきの事が好きすぎて…だから
こんな事したんだ」
直人「写真?何の写真…!?」
渡された写真
そこに写っていたのは自分
しかも撮られたのはこの前、蘭と一緒に
行った
ドラマの撮影見学
その時の…
信二「かわいい顔して…なかなかやるね
いつきの服の匂い嗅ぐなんて」
直人「違っ」