熱血指導、実行中
第5章 夢のため
審査員「では次の方、お願いします」
直人「…」
審査員「次の方?」
直人「あっ、はい、すいません…」
審査員「…」
気持ちを切り替え
オーディションに挑んだ直人
だけど気持ちに迷いがあったのか
オーディションでは思うように演技する
事が出来ず
結果を待たずとも
不合格になるのは確実だった
審査員①「はぁ~終わった終わった」
審査員②「合格通知と不合格通知、明日
に間に合うように出しときますね」
審査員①「頼む」
いつき「お疲れ様で~す」
審査員①「いつき君、どうしたの?」
いつき「オーディションの見学に、でも
もう終わったみたいですね」
審査員①「オーディションなんて形だけ
だよ、合格者、不合格者は最初から決ま
ってる、出来レースだよ…」
審査員②「悲しいよな、みんな頑張って
オーディション受けてたのに…」
審査員①「そうだな」
いつき「…」