熱血指導、実行中
第5章 夢のため
いつき「この子達は不合格なの?」
審査員①「そっちはね」
いつき「…」
不合格者の履歴書
その中にはもちろん直人の履歴書もあっ
た…
いつき「…彼は不合格か」
審査員②「気になる人でもいるの?」
いつき「…ちょっとね」
次の日
事務所に手紙が届いた
それは昨日行われたオーディションの合
否だった
結果なんて見る前からわかっていた
きっと自分は不合格だと
だけど…
直人「合格?」
社長「合格、しかもなかなか出番の多い
役よ、良かったわね」
直人「えっ…本当に?」
社長「嘘だと思うなら見てみなさい」
直人「…はいっ」
合格なんて信じられない
信じられなかったが受け取った手紙には
はっきり
「菅直人、合格」
合格とそう書かれていた
直人「本当だ!!」
社長「これから忙しくなるわよ!!」
直人「はい、頑張ります!!」