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熱血指導、実行中

第7章 怪我の功名



信二「直人…」

救急隊員「病院まで運びますので」

信二「俺も一緒に行きます」

救急隊員「ご家族の方ですか?」

信二「家族じゃないけど直人、彼の保護
者です」

救急隊員「わかりました」

信二「…」


どちらにしろ
誰か付き添わないといけない為
直人と同じ事務所、保護者的な立場だっ
た信二が
病院まで付き添う事に


直人「はぁはぁ…うッ…」

信二「直人!?」


搬送先の病院はすぐに決まった
だけどその時間、病院に到着するまでの
数十分
ほんの数十分だったが
数時間に感じられるほど長く
長く感じた


看護婦「ここどこかわかりますか?病院
ですよ」

直人「はぁはぁ…うっ!!」

信二「直人…」

看護婦「申し訳ありませんが治療が終わ
るまでこちらでお待ちください」

信二「…」


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