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売られ少女

第1章 売られた私

えっ?
今、なんて……?

「聞こえなかったのか。服を脱げと言ってるだろ」
「ふっ…服なんて脱げるわけないでしょ!」

私は少年を睨みつける。
少年はそんな私にひるむ様子もなく、薄く笑いを浮かべたまま、低い声で言った。

「無理矢理脱がせてもいいんだぞ?」
「……!?」
「まあその場合は俺の手をわずらわせたということで、当然お仕置きだがな」

ぞっとした。
少年の口調が、決して冗談ではなく本気なのだと物語っている。

私はちらりと後ろを振り返る。
入口は、私を連れてきた大柄な男が立ちふさがっていた。
逃げ道は…ない。

「もう一度だけ言う。服を脱げ」

私は唇をぐっと噛みしめ、男たちの前で服を脱いだ。

大事なところは手で隠そうとしたが、大柄な男に両腕を掴まれ、背中に回されてしまった。
両方の乳房、秘部を少年の目の前にさらされてしまう。


好きでもない男たちの前で…悔しい。


少年は、私の裸を上から下まで舐めるように見た。

「ほう、なかなかの体だな」

ニヤリと笑う。
そして、大柄な男に指示を出した。

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