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売られ少女

第1章 売られた私

仰向けになる裸の私の上に、少年が四つん這いになって覆いかぶさる。

「…!?」
「うるさい女だな」

少年は冷たく笑い、私の下半身に手を伸ばした。

クチュッ…

「はうっ…!」

秘部に指が触れた。
思わず声が出る。
しかし、少年の指はお構いなしに私の中へ入ってくる。

クチュッ…クチュクチュ…

「いやっ!やめて!」

抵抗するが、女の私が男の力に敵うわけがない。
少年は私の抵抗など意にも介さず、冷静に言う。

「ふむ、処女だな。貫通済みのくせに処女だと偽って売りつける馬鹿もいるが、お前の父親は正直だったらしい」
「何を…あっ…!」

指が奥まで入ってくる。
男の太い指が…私の中へ。

クチュクチュッ…クチュッ

いやらしい音が部屋に響く。
恥ずかしい…!

「やめて…お願い」
「こんなに濡らして何を言ってるんだ。服を脱がされて興奮したんだろう。淫乱な家畜が」

耳元でささやかれる。

「違う…淫乱なんかじゃ…」

クチュクチュクチュッ…

否定の言葉は愛液の音にかき消された。

違うのに…
こんな嫌なやつに…

少年の指がゆっくりと入れたり出したりされる。
そのたびに私の中に電流が走る。

じんわりと秘部が熱くなってくる。

いや…
いや……!

少年の指の動きが早くなる。

クチュクチュクチュクチュクチュッ!!

「いやあ…いやあぁぁぁぁぁぁっ!」



…イってしまった。
子宮がぴくんぴくんと痙攣しているのが分かる。

今日会ったばかりの男たちの前で…
悔しい…

私は涙が溢れそうになるのを必死に堪えた。
少年は、そんな私の表情を満足そうに眺める。

「指だけでイくなんて、いやらしい家畜だな」

そう言って、見せつけるように愛液のついた指をペロリと舐めた。
私は恥ずかしさと悔しさで目を背ける。

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