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女々しくて 女々しくて

第5章 北海道依存症な男

私と彼は図書館で知り合いました。

彼は大学生で私のタイプにドはまりで藤木直人さんのような感じ。

私は何度か彼を目撃していて彼は本片手にレポートを書いていたんでしょうかね。。

私は策略家なので、どうにか彼とお近づきになろうと策を練ります。

頭は悪い私には彼の勉強は見てあげられないし・・・。

実際 私は 図書館に涼みに行ってたんですね♪

これは?!もしや逆パターンでいこうと決めました。

本とノート片手に彼の左隣に座りました。

あの・・すみません、これってどうゆう意味ですかね?と聞いてみたんです。

職業柄 たまに出てくる難しい話を勉強すべく試みました。

うわー横顔も素敵すぎる!鼻血でちゃうかもと悶々な気持ちです。

そんな下世話な思いとウラハラに戸惑いながら笑顔で教えてくれる彼。

ここで一気に行かないのが作戦!

また教えてくださいね。ありがとございましたと○┓ペコリと立ち去るあたし。

しかし、時間もかけられないのが事実です。レポートが終わってしまうかの瀬戸際なので、私は彼をみつけると挨拶しながら隣の席へ座ります。

何回か席を共にすると彼も休憩したいのか、それ意外の話などして
彼は北海道出身で大学でこちらにきたということインディーズバンドが好きで趣味が似ていたのですっかり打ち解けてくれました。

すっかりお話に夢中になり閉館の時間近くまで一緒にいました。

しずくの手の内に入るのはもう少し。

がんばれ 私!

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