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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第10章 すれ違いの純情

「日高起きろ!!」

スースー‥スースー‥

「起きろって!!‥‥‥」

この野郎っ

人がせっかく玉子サンドとカフェオーレ作ってやったんだぞっ

「起きろって!!おい!?」

あ‥

「いっいで――ぇ!!」

怒鳴っても起きないから腹が立って目についた左肩を掴んで身体を揺すってしまった

「あ‥ごめん‥」

「っい‥いいよ‥」

日高はその後普通に起きて俺の作った玉子サンドとカフェオーレを食べていた

カフェオーレ飲みながらじ~っとこっちを見てる先輩

美味しいって言ってほしいのかな?

ひどいお越し方されたから言ってやんねー ‥‥






















「美味しい‥よ」

先輩があまり見てくるから言ってしまった

「あっああ‥お前肩大丈夫か?」

先輩気にしてくれてたんだぁ‥

「大丈夫♪大丈夫♪」

コイツ笑顔でそう言うけど絶対無理してる


「食べ終わったら置いておけ。俺が片付ける。お前は病院行け」

玉子サンド頬張りながら平気平気ってまたコイツは言ってた

心配なんだよっ

片付け終わって2人揃って家を出て階段降りたら着いてきた

「だから~っお前は病院だっつってんだろ!?」

「病院嫌いだし‥」

ったく!子供かっ

「着いて行ってやるから」

「え?」

「着いて行ってやるって!ほらっ行くぞ」

何気なしに引っ張った腕が左腕だった

「痛いって!先輩!」

「つべこべ言わずに着いて来い!」

痛いって¨っ!

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