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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第10章 すれ違いの純情

俺が起きるとスースー寝息をたてて幸せそうに眠っているコイツがいた

「肩‥大丈夫なのか?」

そっと触るとビクン!と動いた

「俺の事より自分の事だろ‥‥バカだよ‥コイツ」

目にかかった前髪を優しくかきあげ、おでこにキスをして俺は出かける事にした。

「冷蔵庫何もなかったよな‥コンビニでパンでも買ってくるか」

ピロリロリン♪

「いらっしゃいませ~♪」

パンコーナー‥パンコーナー‥っと
あ!後湿布もだな


俺が片方湿布持ってもう片方で食パンを手にしようとした時

「あ‥『あ‥』」

最後の一袋の食パンを取る俺の手の上に手がかぶさってきた

『あ‥すみません。それ買われます?』

食パンを見る男

「え?‥買いますけど‥」


《買われます?買うから持ったんだろ?変な人》


そう思いながらレジに向かった

食パンを持って日高の家に戻ったらアイツはまだ寝ていた

「コイツなかなか起きないんだよな‥」

一度手を洗って冷蔵庫から玉子を取り出しゆで卵をつくる事にして日高の眠るベッドに行き買ってきた湿布を肩に貼ってやると

一瞬ブルッと震えたものの、やっぱりコイツは起きなかった。

「あっ!?いっけねーゆで卵!」

火にかけていたゆで卵はちょうどいい具合に出来ていた

殻を剥いたゆで卵をボールに入れマヨネーズと砂糖塩コショウを少し入れて潰しながらかき混ぜ玉子サンドを作った
カフェオーレを2つ作り日高をお越しに行った。

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