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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

「頑丈な柵作ってもらったら大丈夫だよ♪きっと(笑)」

そのきっとが不安なんだよ!

「白先輩を見張り番にさせたらさ♪」

「見張り番?」

「羊飼いって知ってる?」

「逃げ出した羊追いかけて元の輪の中に戻すあれか?」

「そう♪白先輩ならやってくれるよ!きっと(笑)」

だからそのきっとがだな‥
もういいや‥。

モコモコを車に戻して竹の子を抱きかかえて部屋に戻った俺達

「ただいま~♪」

《Hの後に竹の子狩りって‥日高は超人か?魔者か?》

「何だ?それ(笑)」

「なになに?♪」

鮫島先輩と河辺が温泉から帰っていてTV見ながらくつろいでいた

散々な目にあって日高がだだこねて持って帰ってきた竹の子達
鮫島の言い方に何だかムカついた

「見たらわかんだろ?竹の」

「竹の子だよ♪先輩と一緒に掘ったんだ♪」

‥‥‥‥。

日高がドサッと俺と堀漁った竹の子達を広げて嬉しそうに目を輝かせた

「なっちゃんが‥か?」

鮫島が俺を見てくる

「なんだよ‥竹の子の1つや2つ俺だって採れんだよ?」

「へー♪意外(笑)」

なんなんだよっ!

「採れたてって美味しいよね♪」

採れたて?

日高先輩と目が合った僕

2人して頷いた

「待て‥どこに行く気だ?」

さすが先輩こうゆう時だけは鋭い!

首根っこ掴まれて何故か正坐させられた俺と河辺

ガミガミガミガミ続くお説教

「別に今日の今日じゃなくてもいいだろ!?」

説教される河辺と日高君
見てるこっちまで相川にうるさく説教されてるみたいだ

「だって‥せっかく採れたてなのに」

「そうだよ!採れたて食べたいだろ?」

「今の今じゃなくてもいいだろって言ってんだ!」

あーうるさい‥

「ヨッコイショ♪一応聞いてみたらどうだ?なっちゃん?」

「聞いてみたらって勝手に採って来て捕まったらどうすんだよ!」

「持って帰ってくる時丸出しで帰って来たんだろ?」
そうだけど‥

「ちょっ鮫島?!」

鮫島が勝手にフロントに電話しだした

「あっもしもし?」

固唾を飲んで見守る俺達

「竹の子家から持って来たんですけど(笑)」

《ブッ!(笑)》

《ちょっ先輩っ》

《家から竹の子わざわざ旅行に持ってくるヤツがいるか?》

《そうだけど見守ろうよ‥プッ》

《お前も笑ってんじゃん(笑)》

ギロ!!と鮫島に睨まれた

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