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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

野望?

野望と言えば

「信長(しんちょう)だろ?」

しんちょう?

「しんちょうって?」

身長?
いきなり何の話だ?

先輩が手のひら広げて指で文字を書き出した

「信じるの信に長いの長でしんちょう♪」

「‥‥‥‥‥」

それのぶながだろ?
歴史の話か?

「なんだよ」

普通は読みがなわかって漢字がわからないのが一般的

先輩の頭ん中がどんな仕組みか見てみたい

「なんだよ?言えよ!」

「じゃ信玄は?」

しんげん?

また手のひら広げて指で書いた文字

それは【震源】

やっぱり頭ん中見せてください

「地震起こしてどうすんだよ!」

「お前が震源って書けって言ったんだろ?」

「違う!俺の言ってるのはね!」

「何が違うんだよ?書けっていうから書いたんだろ!!」

「だからっ」

「なんだよ!はっきり言えよ!」

言おうとしたらアンタが横やり入れてくるから言えないんだろっ少し待てよ!

「温かい飲み物用意しましたのでこちらにどうぞ♪」

警察の人が戻ってきてまた些細な喧嘩をせずに一応済んだ


けど先輩が震源って漢字を知っていた‥

あのおバカだと思っていた先輩がニュアンス違いて書いた文字

当たっていた

本当に地震が起こりそうで地面を何回も踏んで地盤が緩んでいないか確かめた

「何してんだ?」

「‥‥‥…」

踏んだところでわかるはずがない

先輩のバカが移ったか?

水虫は良くてもバカは絶対嫌だーっ!



案内されて入った旅館の事務所

入ったら皆居てお茶菓子とコーヒーを飲んでいた

「良かったな♪なっちゃんモグモグ♪」

お前ら何もしてなって?
鮫島の前にはバームクーヘン♪

「俺も♪」

バームクーヘン手に取った

やった♪俺のバームクーヘン♪

「なつ兄も役に立つ時あるんだ(笑)」

ぺろっとバームクーヘンの袋破いて口に入れた

「ろうゆうモグ♪意味らよっモグモグ♪」

「先輩っ食べるか喋るかどっちかにしたら?」

「モグモグ♪モグモグ♪」
‥‥‥‥。

食べるを選んだ先輩

普通は食べないよな?
喋るだろ!

どうゆう頭して‥

先輩にしかわからない頭ん中

やっぱり見せなくていいです‥移ったら嫌だ‥。


その後子供が親と無事再会するのを見届け涙涙の親子愛に感動して部屋に戻る事になった

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