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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

満員電車に揺られ神社に向かう

『ご乗車誠にありがとうございます♪急ブレーキにご注意下さい』

キキキーッ!

言ったそばからコレかよ!

ドンっ!

「うわっ「先輩大丈夫?!」」

お前の壁ドン!にビックリしたんだよ!

「何なんだよ?!近いって!」

「せっせんぱ¨ぱいっ!」

後ろからのものすごい重圧でぷるぷる震える二の腕

俺でもっクッもたないっ!

うっ腕が¨

「せんぱ¨いっ!」

「なに?!」

「俺¨俺¨もうっ」

ガタン♪キャー!

社内が揺れて先輩を守っていた腕が壁から外れ

むちゅー♪

キッキス?!

「!?!(なっ?!)」

嘘¨だろ¨

キョロキョロ!←目だけキョロキョロ

周りは見て見ぬふり!助けろよ!

日高を見たら目瞑ってやがる

身動きとろうもぎゅーぎゅー詰めで動けねーっ

ガタン♪ガタン♪
ガタン♪ガタン♪

プシュー♪『お降りの方は~』


「¨¨¨¨¨¨¨¨¨」

くっついたままの唇

バシッ

「いつまでしてんだよ!バカっ!」

「痛っ」

俺が悪い訳じゃないじゃんか!
けど得した♪ラッキー♪

「何か言ったか?」

「いえ¨何も¨」

この地獄耳人の心まで読めるのかよ!
今俺壁ドン!したんだよな?
BL に出てくる皆憧れのあの壁ドン!

「先輩¨あの」

「何だよ?」

「壁ドン」

「壁ドン?」

「そう壁ドンだよ♪こうやってドン♪って」

ドン!

びくっ!

「なっ何?!」

「だから壁ドンだって♪」

「はぁ?」

¨¨¨¨¨¨¨¨。

¨¨¨¨¨¨¨¨。

「いや¨もう¨いい」

先輩は興味ないのか?
何か再現した俺スゲー恥ずかしい

「先輩?」

先輩を見たら真っ赤っか?

「いや¨その反応やめて」

何だよ嬉しいのかよ(照)

そんなに真っ赤になられるとこっちが恥ずかしい

「だってお前が¨」

何?このもやっとしたピンクがかった雰囲気

先輩もじもじ?

俯いてるし

もう1回壁ドン♪?

「なっ何?」

日高の手が動いた

ぶにゅー!

「バカ!恥ずかしい」

何が?俺何もって顔痛いから¨そんなに押さなくても

鮫島が手招きしている

「降りるぞ」

「え?」

「降りるぞっ!お前は来るな!ずっと乗ってろ!」

降りるぞ来るな?は?

「ちょっと待ってよ!」

慌てて電車から飛び降りた

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