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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第51章 良心的なヤクザさん?

そんなこんなで無事買い物は終わりマンションに着いた

あの先輩のトイレットペーパーは結局元の場所に戻す羽目になって二度手間となり、そして鮫島先輩は驚きもしなかった。

「何だ?鮫島のやつ愛想もくそもない!」

キッチンでブツブツ言いながら皆のホットコーヒーを作る先輩

何だかんだ言って作ってあげるとこが先輩のいいところ♪

「出来たぞー?」

相川がホットコーヒーを持って来た

「俺の分は?」

「自分で取って来いよ」

でもやる事がちょっぴり幼稚だ

「何なんだよ?ったく」

鮫島が席を立った

あーいい気味(すっきりした笑)

「鮫島先輩持って来ました♪」

「あっ悪いな日高君♪日高君は優しいなぁ?誰かさんと違って」

「誰かさんって誰だよ!」

「お前意外誰がいるんだよ(笑)」

「何だとー?!」

「ヤるのか?」

気張らしでやった事がすぐ自分に返ってくる

やらなきゃいいのに?と毎回思う俺

「君たちアイス溶けるよ?」

「あーそうだった♪鮫島も座れよ?」

「ああ?」

けど仲のいい二人

相川「皆さん♪準備は出来ましたか?♪」

河辺「はーい♪」

小野寺「どうやって食べるんだ?」

橘「好きなようにでいいんだよね?」

相川「ダメだダメだ♪まずはホットコーヒーを口に含んでからアイスクリームを食べて、ゆっくりアイスがまったり口の中でトロけるのを味わうんだ♪それからまたホットコーヒーを飲む!」

まずはホットコーヒー¨それからアイスクリームを口の中でゆっくり溶かす¨

ふむふむ¨

相川「どうだ?♪旨いだろ?」

鮫島「よく分かんねーな?」

相川「お前下手くそなんじゃないか?」

下手も上手もあるのか?

河辺「あー♪分かる分かる♪何回か続けてすれば確かにまろやかなバニラアイスの風味とブラックのホットコーヒーの苦さがマッチして美味しい♪これはホットコーヒーだから美味しいんだよね?」

当たり前だろ?

小野寺「これはイケるな!」

相川「だろ?だろ?」

橘「ホント相ちゃんは天才だね♪」

相川「いやー♪それほどでもぉ(笑)」

満更ではないその反応がかなり面倒くさい

相川「日高は?」

日高「俺?そこそこイケるんじゃない?」

相川「そこそこ?」

日高「あー美味しいよ」

相川「だったら初めからそう言えよ?」

だから面倒くさいんだって

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