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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第52章 コケコッコー♪

「はっ!?」

「先輩?」

先輩は一目散に橘さんの元へ走って行った

「どうしたんだろ?」

「さぁ?」

すぐに戻って来た

「今日は無理。俺行かねー♪」

「え?」

「何か用事あるのか?まぁお前一人いなくてもな(笑)」

「むっ!何だよそれ!」

「な?日高君♪」

何でこうゆう時だけ俺にふる?

「たっ橘さんは何て?」

「今日は外で食べるんだって♪だから俺行かねー♪」

「外で?」

「外なら一緒だろ?」

「ちがーう!何てったって背高ノッポがいるんだぞ?」

河辺もいるんだけど
小野寺さんがいるからって豪華とは限らないだろ?

「小野寺さん?」

鮫島先輩?

「そう!背高ノッポだ!きっと旨いもん食わしてくれる♪」

「だったら俺も」

「鮫島先輩っ」

「あーいたいた♪君たち自転車はもう買ったから移動するよ♪」

自転車?

「あーっ!俺のマウンテンバイク!」

「鮫島君マウンテンバイク欲しかったの?」

「そうだよ¨河辺のやつがなっちゃんらと同じように一緒に乗りたいとか言い出してって河辺は?」

そう言えば河辺がいない?

「あー河辺君なら小野寺さんと一緒にいるけど」

一緒に?

「あーあそこに♪」

橘さんが手を振った

ぶんぶん♪河辺が嬉しそうに手を振り返してきた

「ったくよ¨」

そんな嬉しそうに手なんか振るな

「鮫島君今ならまだマウンテンバイク間に合うけど、どうする?」

「もういいよ」

「いいの?」

あんなに嬉しそうに手振られちゃ欲しいとは言えないだろ

「じゃ今からショッピングモール行こうか♪」

「ショッピングモール?ってか晩飯まさかショッピングモール内で済ませるとか言わないよな?」

「そのつもりだったけど何かあるの?」

俺相川日高君の3人顔を合わす

「いやー?本当は今日日高君の友達と夜食事に行くはずだったんだけど¨」

「食事に?」

3人共頷いた

「だったら皆と一緒に食べたらいいでしょ?♪」

「皆?!」×3

合コンを皆でしろってか?!

「何?そんなに驚いて?」

君たちは君たちだけで食べに行けばいいでしょ?

「橘さん何してる?呼びに行ってなかなか来ないからって何かあったのか?」

皆して沈黙していた

「橘さんが日高君の友達も呼んで皆で晩飯食おうって」

え?!そんな事言ってない!

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